フィンランドってどんな国?
森林と湖が多い北欧の小さな国
フィンランドは、森林と湖が多い北欧の小さな国で、総面積は日本よりやや狭い333.8万平方キロメートルで、人口はわずか530万人ほどです。日本からは直行便でたった9時間30分、ヨーロッパで一番近い国です。サンタクロースやムーミンや、高福祉社会としても知られる国ですね。 また、フィンランド人はサウナが大好きで、530万人の人口に対して、180万箇所ものサウナがあるそうです。
ノキア社などハイテク産業で工業先進国に!
産業は紙・パルプ及び金属という伝統的な2大主要産業に加え、携帯電話で知られているノキア社などハイテク産業を基幹とする工業先進国でもあります。Linuxの開発者として有名なリーナス・トーバルズ氏(Linus Benedict Torvalds)もフィンランド、ヘルシンキ出身です。財政面ではここ数年の世界不況の営業で赤字に転じたものの、基本的には健全な財政黒字を維持している国です。
教育改革に成功し、ついには学力世界一に!!
資源も少なく、もともとは目立った産業もなかったフィンランドでは、昔から教育を大切にしようという背景がありました。何もない小さな国だからこそ、国民全体の教育レベルを上げて世界に通用する国にしようという考えを基に教育改革を進め、ついには学力世界一を得たのです。