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フィンランドの教育|ワールド・スタディーズ|本当はどうなの?この教育法|幼児教育って必要?|教育について語る|国内の取り組み|海外の取り組み|教育について学ぶ|教育用語辞典|書籍紹介|団体紹介

知りたい!フィンランドの教育!

世界一位になったフィンランドの教育って?! 教育改革成功の鍵は教師の養成にあった!

フィンランドってどんな国?

あなたは、フィンランドというと何を思い浮かべますか?ムーミン、サンタ、森林と湖、サウナ・・・。フィンランドは人口わずか520万人ほどの小さな国です。資源も少なく、小さな国だからこそ、国民全体の教育レベルを上げて世界に通用する国にしようという考えを基に教育改革を進め、ついには学力世界一になったのです!

フィンランドの教育制度

義務教育は基本的に7歳の8月に入学する9年制の基礎学校で、正当な理由がある場合は6歳からでも8歳からでも入学できたり、学習が遅れている子どもは一年留年することもできるなど、その子どもに合わせた教育が保証されています。それを人より多く勉強したと、前向きにとらえるところが日本と大きく違うところですね。

小学校から大学院まで学費は、ず~と無料!

フィンランドでは小学校から大学院まで、学費は一切は無料!義務教育中の給食や教科書も無料です。移民の子どもも含め、すべての子どもが同じ条件で、経済的な格差と関係なく教育を受けられます。

落ちこぼれを作らない仕組み

基本的には16人~25人程度の少人数クラスで、学習が遅れると、一時的な特別学級などで補習を受けることができます。みんな短期間で成績を底上げし、元の統合学級に戻ります。その他、成績が悪い子向けに早朝授業や放課後の補修のクラスなども用意されています。一人ひとりの子ども中心主義で落ちこぼれをつくらないということを大事にしているのですね。

絶対評価で競争はさせない。

基礎学校での成績は個人の到達度を図る絶対評価。フィンランドは競争型教育をやめたことで成績の底上げに成功しました。競争させるのではなく、一人ひとりの成長を支援するという方針を徹底しています。

考える力を養う教育。テストも記述式中心。

フィンランドのテストは記述式中心。選択問題はほとんどありません。大学の入試も同様です。単なる暗記では難しく、きちんとした知識の活用と考える力が求められます。

読書好きなフィンランドの子どもたち。

図書館利用率世界一といわれるフィンランド。フィンランドの家庭では、幼い頃から「読み聞かせ」の習慣があり、フィンランドの子どもたちは読書が大好きです。本をたくさん読むことで、読解力が養われ、結果「自ら学ぶ力」に結びついているともいえるのでしょうね。

基礎学校卒業で4ヶ国語が話せるように!

まず、母語であるフィンランド語を徹底的に学びます。母語の文章構造などをしっかり理解した上で、外国語を学びます。

フィンランドの子どもたちにとっての学校とは?

フィンランドの学生にとって学校は単なる学ぶ場所という意識があります。ですから彼らは授業中に居眠りすることはなく、塾などの学ぶ場所にわざわざ2つも行きたくないと考えているのです。

教育改革成功の最大の鍵は教師の養成にあった!

大学に5年間在籍し、修士号を取得することが条件。教育実習は担任で最低312時間、教科担任で530時間も教育実習を行います。さらに大学卒業後、教員養成の期間が最低5年間あり、質の高い教員教育を受け、やっと教員につけます。



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